17日のコンサート、とてもよかったなあと思いました。やまと郡山城ホールで昨 年吹奏楽を聴いた時はちょっとわかりにくかったのですが、今回は、ホールの音響の 良さと弦楽の美しさとがとてもよく調和して、聴きほれてしまいました。藤岡さんが 言われた「ホールもひとつの楽器です」ということ、ほんとにそうだなあと思いました。
 
 1時の開場で席を取ってロビーに出た時、あれ、なんで藤岡さんがここにいるのと 思ったら、ほんとにご本人だったのでびっくりしました。開演前に藤岡さんに会える なんて思ってもいなかったので、まずびっくりその1でした。
 指揮者なしの「四季」の「春」は珍しく聴きましたが、やはりその後でコンマスさ んが言われた「藤岡さん、一緒にやりましょう。」が、おもしろかったです。  お話の中に出てきた秋篠寺は、主人も以前によく似たことがあったそうで、主人に とってびっくりその2だったようです。
 プログラムのどの曲もすばらしくて、心がリフレッシュされるような感じでした。 そして圧巻は、チャイコフスキーの弦楽セレナーデでした。主人も私も、しみじみと 、言葉で表せないような感動を味わわせて頂きました。
 アンコールで、チェロ奏者のかたがトライアングルを鳴らされたのは、めちゃめち ゃおもしろかったです。今までチェロを弾いていたかたとは別人のようで、ほんとか わいかったですねー。

 指揮者コーナーは、まだ指揮をしていない人がするだろうと思っていたので、今回 は子どももまったく手をあげるつもりはなかったのです。 ところが、最初の女性のかたと、奈良のかおるちゃんの2人がすでに決まっていて、 3人目を探しておられるのかなと、私が勘違いをしてしまったのです。それで、もし だれも手をあげていないのならできるかもしれないよと耳打ちをしたために、子ども が素直に手をあげてしまったのでした。私の大きな勘違いのために、藤岡さんにも子 どもにも悪いことをしてしまったなあと、、、。

 終演後、かおるちゃんのお母様を見つけて、「去年家族3人で第九に参加して、う ちの子も今でもまだ第九を歌っているんですよ」とお話させてもらっていましたら、 思いがけなく、かおるちゃん親子にご一緒させてもらって、私達親子も、舞台裏を通 って藤岡さんのところまで連れて行って頂くことになったのでした。終演後に藤岡さ んに会うことができたのは、ほんとにまったくの偶然だったので、びっくりその3で した。あまりの運の良さに、普段あまりしゃべらない主人が、まるでとり憑かれたよ うに1人ぺらぺらとしゃべっていたように思います。

 そして帰りの近鉄郡山駅で、またまた藤岡さんが座っておられるところにバッタリ と出くわしまして、びっくりその4でした。なんだかその日は、ほんとに不思議な1 日でした。


            2002年3月20日  ゆうきのママ




郡山城ホールは本当に素晴らしいですね。
また是非演奏したいです。
この日は本当に良くお目にかかりましたね。
またコンサートでお会いしましょう。








藤岡幸夫

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