また次のコンサートを控え、お忙しい日々を
お過ごしのことと思います。

16日、定期演奏会でのシューベルトの交響曲第2番は、
春の息吹を感じさせるような曲でした。
特に第1楽章と第4楽章では、弦がせわしなく鳴ってる部分が
小川がチョロチョロと流れ出てくるイメージだったし、
それに加え、ところどころ出てくるフルートの音色が
まるで小鳥のさえずりのように聴こえ、自然の中で生命力が
湧き溢れているような印象を受けました。

今回もまた別の友人を誘ったのですが、その友人は
関西フィルの演奏は初めてで、高校時代吹奏楽部に入っていた
そうで、演奏中ずっーと食い入るように見てました。
終わった後、「とても楽しかった!(それからコンマスの
川島さんの方を見て)あの人、小澤征爾に似てるなぁー」と
感想を言ってたのには、ちょっと笑っちゃいましたけど・・・。

飯守さんの指揮も拝見することができ、良かったです。

翌日、奈良のコンサートでは、前売券が買えなかったので、
「立ち見」覚悟で行きました。
日曜日でしたので、教会が終わってから京都から行ったので、
着いたのも、開演10分前。
キャンセルが出てたらしく、当日券を買うことができ、
さらに一番前の席も一つだけ空いていたので、ラッキー!

「やまと郡山城ホール」は初めてで、とても立派な
ホールだったので、ビックリ。

今回も藤岡さん&西濱さんのトーク、面白かったです!
(その日は、残念ながら一人で行ったので、友達にも是非
 聞かせてあげたかった・・・)

今回は、コンマスのギオルギさんの独奏「ホタル」も
聴けて、良かったです。
私が前回、指揮者体験をさせて頂いた時、私の超下手な
指揮にも関わらず、ギオルギさんが始終ニコニコして下さって
いたので、ボロボロになっていた私は、その笑顔に救われました。

指揮者体験するまでは、家で練習する時、CDに合わせて
振ってて、CDに合わせて振るのは、誰でもできるけど、
実際、指揮者って、音楽の流れの1拍前に、(例えば
強い音出す時とか)早く、オケの人達に必ず指示を
出さなくてはならないし、ほんと指揮するって
難しいなぁ・・・と思いました。

(指揮者体験する前は)今だから言えることなのですが、
もし自分が指揮者体験やらせてもらえた時は、
藤岡さんの真似をしてみたくって、
(こんなことはあり得ませんが、あくまでも
 全然緊張してなくて余裕があったらの話ですよ・・・)
次のようにカッコよく指揮してみたいと思っておりました。

「最初、コンマスの人とアイコンタクトして、鼻から息を
 「スッ」と音を出して吸い、ブレスの音で始めて、
 よく藤岡さんが指揮の途中されている、左手の仕草
 (この独特の指揮のやり方好きなんですが、動作なので
 文章でうまく表現できない)を取り入れ、最後は指揮棒を
 振り上げて、天に突き上げるような形で終わる」
なんて、
自分の頭の中では、このようなイメージ像を描いていたのですが、
人一倍アガリ症の私には、とてもとても無理なことでした。
(それにあの時、基本の2拍子も振れてないんだから、
 てんでお話になりません・・・。)

チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」も昨年のオークホール
でのコミュニティーコンサートで藤岡さんが振っていて、
それがきっかけで大好きになった曲です。
新聞での予告のプログラムには、この曲だけ載っていなかった
ので、当日まで知らなくて、再びこの曲を聴くことができて
嬉しかったです。

アンコールも、2曲も演奏して下さり、得した気分!
(チェロ奏者のかたが、トライアングル鳴らしておられる姿、
 かわいかったー。その時、藤岡さんも指揮しながら、
 笑ってらっしゃいましたネ・・・)

今月は、藤岡さんと関西フィルさん三昧で、私にとって、
ほんと贅沢な月となりました。

それでは、次回「みどりの日」コンサート、
友達と楽しみにしております。


            2002年3月19日  まき




いつもありがとう。
奈良は当日客席を増やしたそうでチケット買えて良かったです
ね。指揮って結構大変でしょ。またコンサートで会いましょう。








藤岡幸夫

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