こんにちは。
突然ですが、今日1月27日は、私にとって特別な日であり、
「クラシックにハマッて丸1周年記念日(?)」とでもいいま
しょうか・・・、とにかくクラシックに目覚めた日であります。
(なんか大げさだけど・・・)
ちょうど今日から1年前、文化パルク城陽で関西フィル「ニュー
センチュリーコンサート」に偶然行ったのが、始まりです。
もともとその日は、文化パルク城陽で、他の講演会があり、それを
聴きに行ったのが目的だったのですが、その時ホールの入口で、
「当日券まだ余ってますから・・・」と関西フィルさんのチラシを
たまたま頂き、「ちょうど講演会終わった後だし、久しぶりに
生のクラシック、聴いてみようかな・・・」と軽い気持ちで、
行くことに決めました。
そしてコンサートが始まり、(この時、初めて藤岡さんを拝見
したのですが)私は、あまりの衝撃に唖然としてしまいました。
だって指揮者が、べらべらお喋りするんですもの!!
(ちなみにこの時は西濱さんはいらっしゃらず、藤岡さんの
一人トーク)
今まで行ったクラシックコンサートの指揮者はお辞儀するくらいで、
またコンサート自体もお堅いイメージがあったのですが、藤岡さんは
見事にクラシックの高尚な印象をぶち壊してくれました。(いい意味で)
曲の合間、合間に気さくなトークがあり、(モー娘。聴くとか・・)
こんな楽しくて、リラックスして聴けるクラシックコンサートは
生まれて初めてでした。
この日をきっかけにして、クラシックの魅力にとりつかれ、いろんな
他のコンサート(学生オケや新聞の応募でチケット当てたり)
にも足を運ぶようになりました。
この1年を振り返って数えてみたら、30回以上行ってました。
(もちろん、そのうち藤岡さんのは、14回聴きに行きました)
クラシックにハマるまでは、せいぜい1年に2〜3回ほどしか
クラシックを聴きに行かなかったのに、(それも人に誘われたら
行く、という状態)この1年で、いっきに10年分ほど聴いたことに
なりますネ!?
(以前手紙にも書いたと思いますが)
特に印象残っている藤岡さんの指揮姿は、昨年の8月、福井であった
「全日本医科学生オーケストラ」で、チャイコの4番とムソルグスキ
ー「禿山の一夜」を振った時です。
もともと5月にシンフォニーホールで、関西フィル演奏のチャイコの
4番(特に4楽章)を指揮されているのを見て、すごい迫力に
圧倒され、「もう一度あの指揮姿を見たい!」と思ってました。
(ちなみにこの時、藤岡さんがトークで「この曲、大嫌いで
絶対振んねーぞ!と思ってたけど、勉強していくうちにいいと思った。
チャイコの4番は『ショートケーキ』みたいなもの・・・」と
例えをおっしゃっていたのを覚えています。)
「ハーモニーホールふくい」は、とてもきれいなホールでした。
しかも¥500で、藤岡さんのチャイコの4番を再び聴けるなんて!
(京都から行ったので、その日はユースホステルに泊まった)
「禿山の一夜」もおどろおどろしい感じが出てた指揮ぶりには、
(表情も雰囲気が出てて、)面白かったです!
人にはいろいろな聴き方があると思うのですが、私の場合、
コンサートに行って、知らない曲を初めて聴いても面白くないので、
予習(?)のため、そのCDを予め聴いておき、コンサートに
行きます。(知ってるほうがノリがいいような気がするし・・)
そのため、今まで全然自分からクラシックのCDなんか買わなかった
のに集めだし、また楽譜も読めないくせに(小学校3年の時
ピアノやめたので)、すごく気に入った曲であれば、オケ用の
スコアも買って、今まで手にもとらなかった雑誌「音楽の友」を
立ち読みするようになり、テレビで「N響アワー」を見たり、
図書館では「交響曲解説集」や指揮者の岩城さんや佐渡さんが
書かれた本を借りたり・・・
とにかくまわりの友達は私の変わり様に「クラシック中毒やなぁ・・」
と、あきれ果てております。
(自分でも、こんなに変わるなんて思いもしませんでした。)
そして12月には、藤岡さんの指揮で「第九」を歌うことができて、
最高の1年の締めくくりとなりました。
私に新しい世界へのクラシックの扉を開けて下さった藤岡さんと
関西フィルさんに本当に感謝しています。
ほんと「クラシック」って、奥が深いし、面白い!
(だらだらと長い文章になってしまい、すみません・・・)
これからもどんどんクラシックの良さをサッチー・マジックで
広げていって下さいね!
今年もますますのご活躍をお祈り申し上げます。
2月のコミュニティーコンサート、今から楽しみにしています。
PS (ホームページの写真で拝見しましたが)藤岡さんが
自転車に乗ってる姿もやっぱカッコイイっすね!
私はこの前、高校時代から乗ってた自転車がなくなり、
(撤去されたかもしれない・・・)なんせ10年程ぐらい
愛用していたので、ショック!
仕方ないので¥7000の中古車を買いました。
2002年1月27日 まき
いつもありがとうございます。
貴方のようなファンが出来て本当に嬉しいです。
あれは去年の27日だったんですね。
今年は5月17日にまた城陽に行きますよ。お楽しみに!
藤岡幸夫