藤岡さん こんにちは。お久しぶりです。
少しはリフレッシュなさるお時間も作れたようで、安心しました。
外気温が体温より高いようなとんでもない日本では、
家でさなぎのようにジッとしているのが1番好きですが、
なかなかそうしてばかりもいられないのが辛いところ。
イギリスの夏は過ごし易いのでしょうか。

*fromマンチェスター*
マンチェスターからのお手紙、楽しく読ませていただいています。
藤岡さんの音楽に対する思い。努力。魅力。求心力。
イギリスでの生活。日本での休日。
まわりにいらっしゃる沢山の素敵な人たち。
延々続くP.S.も素(す)の藤岡さんが見えるようで、すごくイイです。

TVでイギリスからの生中継(例えばウィンブルドンでのテニスの試合や
シルバーストーン・サーキットでのF1−GPなど。)を見ていると、
今この空の下で、藤岡さん何してるのかしら。…なぁんて。
まるで知り合いでも住んでいるような気がしてくるから不思議です。

*風になる?*
湘南…ですか?いい風、いい波に出会えましたか?
サーフィンなんて、私はネット上でしかやったことありません。
因に私はMacですが、藤岡さんはウィンドーズ・サーフィンですか?

*吉松さんの交響曲*
第5番も勿論ですが、『合唱付き第2番』負けずに楽しみです。
『最初から合唱を入れたかったのに、合唱団に払う予算がないからって
委嘱したN財団に却下されてしまった』なぁんて
笑いながらおっしゃっていたのを思い出しますが、
そもそも2楽章には“キリエ”とか“アニュス・デイ”とか、
『ミサの形を持つ鎮魂歌』だって書いてありますものね。

3楽章のコンパクトな第2番。これはもう宝物のような名曲ですが、
これにスケルツォを加えて、合唱付きの改訂版にしようなんて、
さすが藤岡さん。すごい!すごい!
何と言っても吉松さんのスケルツォは最強ですからね。
早く聴きた〜い!…でもじっくり作って欲しい…かな?

*プレイアデス舞曲集&田部京子さん*
超待望の第2弾の発売に伴い山野楽器で行われた、田部さんの
ミニコンサートの招待券が手に入ったので、聴きに行って来ました。
熱いシューベルトの後、田部さんのお話。
『シューベルトに限らず最晩年の作品から作曲家にのめり込むことが
多いんです。』
そこへやっぱり!吉松さん登場。
『ボクの曲を気に入ってくれるのはうれしいんだけど、
最晩年の…って確か今…(笑い)。気をつけないと。。
ここ何日かクーラーのない部屋にこもってずっと第5番を書いてるんで、
ちょっとフラフラしてるんだよね。』
わ 笑い事じゃないですよね、ホントに。

田部さんは言うまでもなく素敵でした。
2年前、紀尾井ホールで田部さんのプレイアデスを聴いた後、
『あんな風に弾いてもらったら作曲家冥利につきるだろうな。』
夫がボソッとつぶやいたのを思い出しました。

明日からちょっと涼しい所へ出かけます。帰ったらまた慌ただしい日常。
藤岡さん、間もなく日本にいらっしゃるんでしょう?
まだまだ暑い日は続きそうです。今年は夏風邪など引かないで下さいね。

それでは また。。





          2001年8月6日  かなだ けいこ




いつもありがとうございます。
吉松さんの二番は合唱は多分つきません、残念ながら・・・。
でもスケルツォは加わります。楽しみにしていてくださいね。
僕のPCはウィンドウズですよ。
またコンサートでお会いしましょう!





藤岡幸夫

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