吉松隆さんの”Sy4番”世界公開初演のご成功おめでとうございます。
このまま拍手が鳴りやまないのではと思ったほど素晴らしかったです。
この記念すべき日に、藤岡さん吉松さんと同じ会場にいられたことは
本当に凄いことですよね。
(吉松さんに後でこうお話ししたら、”え、そう?”と言う感じで笑っ
っておられましたが・・・)
吉松さんはちょうど私の向かい側の席に座って、写真と同じ右手で
頬杖をつかれて、お聴きになられていました。
吉松さんの産んだ”Sy4番”と言う娘が、藤岡さんの手で立派に
育てられ、昨夜初めてその美しい姿を見ることができ感動しました。
これからこの曲が沢山の人に愛されて欲しいです。
音楽からは、明るく、優しく、穏やかでほわっと包み込まれるような
吉松さんのお人柄そのもののような印象を受けました。
第2楽章は26日に藤岡さんがサーカスのようと表現されたように
おもちゃ箱をひっくり返したように楽しかったです。
トランペットが”メエ~”と山羊の鳴き声のような音を出した時
藤岡さんと川島さんが顔を見合わせニッコリ!
思わず会場にいた人の頬もゆるみました。
その後のベルリオーズのワルツのメロディにはびっくり!
第3楽章は、ただただ美しいの一言。
春の原っぱに咲く一輪の花のように、弦の中からポロポロと響く
ピアノの音色のなんて可愛らしいこと!!
今でもそのメロディが頭から離れません。
会場にいた人みんなが温かい気持ちになれたのではないでしょうか?
そして、チャイコフスキーの”Sy4番”
テンポ良くグイグイと引き込まれました。
第2楽章のオーボエが素敵でした。他の管ももちろん良かったです。
第4楽章は、もう藤岡さんの世界そのものって感じで、迫力満点、
ラストはムチャクチャ格好良かったです!!
アンコールの吉松さんの第2楽章はとっても嬉しかったです。
できれば、後半だけではなく全部聴ければもっと良かったんですが、
私はもう目がウルウルでした。
終演後は大変お疲れのところを、厚かましくもサインまで頂き
有り難うございました。
お二人のサインはこれから私の宝物です!
ps かなださん お会いできて嬉しかったです。
吉松ファンの大先輩?を差し置いて、はしゃいでしゃべって
しまいすみませんでした。見ぐるしかったですよね?キット
でも、穏やかな口調で笑顔で語ってくださる吉松さんの
お人柄にますますファンになりました。
またお会いできるといいですね。
2001年5月31日 ☆なおこ☆
いつもありがとう。
4番楽しんでもらえたみたいです。
アダージェット美しいですよね。
ホントはアンコールアダージェットの全部やりたかった
けど神経を使う曲なので後半だけにしました。
またコンサートで会いましょう。
藤岡幸夫