みどりの日のコンサート聴きました!
14時からのNHK−FMを録音して家を飛び出し、シンフォニー
ホールへ。
関西poにしては珍しいプログラムと自らおっしゃっていた通り、
オケはややドビュッシーに緊張していたようですね。
後半のツィガーヌで日下さんのたくましい音に当てられたように
ふっきれて音がでるようになりましたが、演奏ミスは少ない
(いつもの関poじゃないみたく)ものの、藤岡さんの持ち味である
フレーズの最後での歌い方が、ドビュッシーの演奏には欠けていた
と思います。(でも今日のフルートはすごいよかったです。)
まあ慣れの問題も大きいのでしょうが、ドビュッシーでは音(フレー
ズ)の最後がヨレると余韻もなにもなくなってしまうし、
木管群の音の溶け合い方がすごく重要だとおもうのですが、
今日の関西poはバラバラに鳴っているイメージでした。
関西poはベートーヴェンといい、今年はすごい変化の只中に
放り込まれ、満員の客の中で緊張してよい音楽を奏でていると
思いますが、今日はよい曲とシンパシーの無い曲極端でしたね。
それにしてもラヴェルとドビュッシーでこうも鳴り方が違うのか
というほどダフニスは名演でした。ラヴェルの音のパッと現れ、
パッと消えていく所や最後の舞踏の盛り上がりは素晴らしかった。
アンコールのカレリア組曲の行進曲を聴き、渡辺先生の演奏を
思い出しておりました。
P.S.
帰りの車ではオールジャパンシンフォニーの演奏で、オリオン
マシーンを聴いて帰りました。
帰ってエアチェックしたカムイチカプ交響曲を改めて聴き、
改めてすごいコンサートだったと確信しました。
吉松に始まり、吉松に終わる。
家内が歯軋りすることしきり。
2001年4月30日 naganawa keiichiro & akiko
いつもありがとうございます。
ドビュッシーはホント難しいですよ。
また演奏したい!
FMのことはすっかり忘れてました。NHKにテープ貰わなきゃ。
それではまた。
藤岡幸夫