こんにちは。
今年の話題は今年のうちに…と思い立ち、急いで書いています。

12月11日、TVKテレビ拝見しました。
そこには佐藤しのぶさんに「カッコいい!」を連発されて照れながらも、
いつも同じ姿勢で音楽に向かってらっしゃる藤岡さんがいました。
クラシックファンを増やすべく活動も、
吉松作品を取り上げ続けてくださるということも、
期待して、楽しみにしています。

吉松作品の取り上げ方について、以前おっしゃっていましたね。
「現代曲ばかりを集めたコンサートの中でやったんじゃ意味ないんだ。
そういうの聴きに来る人たちは吉松さんのことも知ってるからね。
ポピュラーなプログラムの中に吉松さんの曲を1つ入れる。
そうしたらベート−ヴェンを聴きに来た人や、
ヴェルディ聴きに来た人が、思わず聴いちゃうでしょ?
そうでないと広まってはいかない。」

ブラヴォ−です、藤岡さん。
“出会い”がないことには、好きにも嫌いにもなれないのですから。
既に名曲とされている曲が山ほどある中、
自分が本当にホレ込める曲に出会える機会って、案外少ないんですよね。

私の場合、吉松さんの曲が目的でコンサートに行って、
あら、ベート−ヴェンも悪くないじゃん。
という逆パターンですが、それも同じことですよね。

昨夜(12月25日)東京文化会館に行ってきました。
“サクソフォン フェスティバル”
何と昼12:00から夜9:00まで大ホールと小ホールの両方使って、
学生バンド有り、プロ有り、アマ有り、
まさに、SAX奏者、SAXファンのお祭りのようです。
私は最後、夜7:00からのプロの演奏会のみ聴いてきました。

プログラムは
グラズノフ:サクソフォン協奏曲
ドビュッシー:アルトSAXと管弦楽のための狂詩曲
イベール:アルトSAXと11の楽器のための協奏曲
…ほか。SAXファンにはお馴染みの名曲を、
それぞれ名だたる名手たちが1曲ずつ演奏するのです。
豪華!!
ドビュッシーもイベールも大好きな曲。カッコよかった!

そしてトリは
『吉松隆:サクソフォン協奏曲 サイバーバード』
ソリストは勿論、sax須川展也さん。pf.小柳さん、perc.山口さん。
須川さんのテンションは相変わらずで、最強でした。
曲が進むにつれ、食い入るように聴きいっていた観客。
少し後ろから見ていた私は、
曲の素晴しさと演奏の素晴しさに拍手を送りつつ、
お客さんたちの反応にも感動していたのでした。

来年も素敵な曲にたくさん出会えますように!!

藤岡さんも良いお年を!!

            それでは また。。

           平成12年12月26日
           かなだ けいこ




お久しぶりです。
上野でそんなコンサートがあったんですか?
サイバーバードはこの前はニューヨークで演奏されたそうですね。
須川さん以外の人のってどんな感じなんでしょうね。
最も須川さん以上はちょっと想像できませんけど.............。
来年もメール楽しみにしてますね。




藤岡幸夫

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