こんにちは 藤岡さん。
お久しぶりです。(4ヵ月ぶり!忘れられちゃったかな?)

私も吉松さんの交響曲第1番聴きました。

9月16日(古い話!)東京はとんでもない雷雨だったのですが、
なぜか無性にCDが欲しくなり、吉祥寺山野楽器に行きました。
ファジル・サイの春サイやワールド・ミュージックなんかを
さんざん試聴して、ショスタコ−ヴィチを手にレジに向かう途中、
つい習慣で『日本人作曲家』のコーナーに立ち寄ると、??
ムム、見なれないジャケットが!!
タワーレコードのHPで10月21日のトークショーを知って、
発売もその頃と思っていたので、1ヵ月早いプレゼントでした。

『吉松隆交響曲第1番』
東フィルのCDで初めて聴いた時、
冒頭のコントラバスのオスティナートがカッコよくて
夕食作りながら唸るように口ずさんでいたら、
「お願いだからやめて!無気味すぎる!!」と娘に言われましたっけ

藤岡さんの第1番はご本人がHPにも書いてらしたように、
限り無く美しい緩徐楽章が、その上くっきりと鮮やかで快感です。
「吉松さ〜ん、どう?これ。カッコいいでしょ!!」
なーんて言いながら収録なさってたのでは?

1皿めのちょっとアクの強い野菜は歯ごたえを残し、
2皿めの上品な白身魚にはじっくり煮込んだソースを添え…と
素材の味を知り尽くした藤岡シェフご自慢のコース料理。
…といったところでしょうか。

『鳥と虹によせる雅歌』
この曲の存在を知ってからずいぶん探したのですが、なかなか
出会えずにいたところ、去年の8月の新聞(もう、古すぎ!)に
”吉松さんがシャンドスと契約。第4弾も藤岡さんの指揮で
 Sy1と鳥と虹によせる雅歌、来年発売。”
という記事を見つけて、ずっと楽しみにしていたのです。

メモフローラ1楽章の終盤や、
鳥たちの時代3(楽章)の初めの辺りを聴いていて、
音の織り成す世界がタペストリーのようだなぁと思っていたので、
「鳥と虹」の中に"Tapestry"の文字を見つけて嬉しくなりました。

吉松さんの蕩けるほどに美しいメロディーや、
冷たい北欧の夜空に浮かんでは消えるオーロラのような弦の響き、
(Sy1の4楽章なんて、聴く度に”じぃ−ん”です。)
それに心臓バクバクもの、ロック全開ものも勿論大好きですが、
色々な曲の中に感じるタペストリーの部分…すごく惹かれます。
「鳥と虹」のタペストリーも本当に素敵!!ゾクゾクします。

あぁナマが聴きたい!
藤岡さん、Sy1は名古屋。Sy4は大阪だそうじゃないですか。
東京近辺での予定は無いのですか?
どうしても無いとおっしゃるのなら、行きます。何としても!
3月17日?ひょっとしてSy1の誕生日!…ですか?
               それでは この辺で。

P.S.またまた古い話ですが、マエストロサロンのトークレポート
楽しんでいただけました?
お2人のお話があんまり面白かったもので、つい…。
               それでは また。。

                    平成12年10月5日
                    東京都 かなだ





お久しぶりですね。
貴方のマエストロサロンのレポート勿論楽しく読ませていた
だきましたよ。ありがとうございました。

1番なかなかいいでしょ。宇宙的なロマンを感じます。

ところで来年の話ですが.......(これ言っちゃっていいのかなぁ)
楽しみにしていてください。来年の秋に東京で,吉松さんの
新作(大曲です。)を初演(出来あがってれば)する予定です。
しかもオール吉松プロです。ここまでしか今は言えません..。
ホールがどこかとかオケがどこかとか探さないでくださいね。
僕が怒られますから。




藤岡幸夫

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