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猛暑の夜の夢のひととき・・・
22日のコンサートは時には爆笑あり、ユーモアありの楽しい
真夏の一夜でした。
演奏どうこうはチョット野暮かな?と思いますので今回なし。
中でも予想通り「威風堂々」はよかったです。思わず歌ってしまい
そうに・・。
ともかくどうしてこんなに藤岡先生の節回し(失礼!演歌みたい)
はいいんだろう・・。特に魔法使えてるわけじゃないと思うけど。
とつらつら考えたのですが、ファンのみなさんどう思います?。
という訳で私ラ夫婦で考えた藤岡先生の魅力!
(1)メロディーを単純に弾かせない。
カラヤン〜小沢とかレガートのスキな指揮者が多い中、(アバド・
ムーティさえ最近つまらないのはそのせいでは?)要のメロディー
の歌い方が絶妙。ゆったりとした部分は弦がバラケやすいのに途中
にちょっとだけ音符をつめて合うようにしてしまう。
・・なんだやっぱ魔法つかってるんじゃん。(妻)
結果、すごい弦の歌いかたがキレイになって行く。チェロを舞台正
面に配置するタイプなので低音もすごく充実して聞こえるし。
・・左手の動きが雄弁でセクシーだし。(妻)
左を制する者は世界を制す?ホラ、クライバーだってそう。
(2)とにかく(見てても)楽しい。オケに手を抜かない熱さを要求
してるのがわかる。コンマスがどんな小曲にも手を抜かないのは見
ててすごく分かる。ルーティンワークのように演奏されるほどつま
んないものはないし、熱くない演奏はもっとつまらない。
(余談ですがこのまえのコミュニティコンサート後、楽員の方が同僚
に「死ぬ気でやれ」と檄を飛ばしてましたのが印象的でした。)
まだ言い足りませんが、また次の機会に。
ぜひ関西poとベートーヴェンのコンサートを持って欲しい・・。
PSところでレコード芸術誌上にメモ・フローラの海外評がまとめて
紹介されてましたね。ドイツ クラシック・ホイテ誌で「演奏、
解釈は非のうちどころがなく、時にはこの世のものとも思えない
ほどである。」だったそうです。一方、曲はポスト・シベリウス
の映画音楽のよう?なんて書かれ方をしていたようですが、これ
からも吉松さんの紹介頑張ってください。
平成12年7月23日
長縄 慶一郎&明子
色々誉めてくださってちょっと照れます。
早く本当に魔法を使える指揮者になりたい
です。
それから藤岡先生はやめてくださいな。
自分じゃないみたいです。
又コンサートでお会いしましょう。
藤岡幸夫
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