初めまして。
先日の日本フィルの演奏会、初日の演奏を聴く機会を持つことが
できました。
ひさしぶりの生オーケストラ、初めてのサントリーホール、初め
ての藤岡さん、なんかもう、わくわくでしたが、吉松さんの交響
曲の初演に立ち会うことができて嬉しくなりました。
いつの時代においても、その時代にその演者に立ち会う幸せを持
ちえたと言うことを、僕らはもっと大事にするべきなんでしょう
ね? モーストリークラシック2月号での藤岡さんのインタビュ
ー記事、4月号での吉松隆特集を読んでの会場行きでしたが、幸
せな時間でした。

先日Webmasterにも書き送ってしまったのですが、今回の第3
交響曲は骨太の時代劇のような聴き心地で、「黒沢映画にぴった
し」と書きましたら、藤岡さんも同じような印象を持たれた話を
このHP内に書いていらしたみたいで笑ってしまいました。
群雄割拠の戦国時代のような第1楽章、そうした覇権争いとは
関係なく地に根ざしたパワー溢れる農民や市井の町民たちの生活
のような第2楽章、城内で勢力を争う二人の若武者をあらわすよ
うに2本のチェロの絡み合う第3楽章、戦国時代から現代に至る
までいつの時代にも繰り広げられる争乱を、常に高いところから
み続ける自然界の風や太陽の光・・・そう行った趣の終楽章。
非常に人間臭い日本人ならではの交響曲でしたね。
思わず帰りに今回の新作と「地球にて」他2曲の入ったCD2枚
を買ってきまして、これまた買ったばかりのiMacにスロット
インしてかけながら、このメールも書いてます。
今ではすっかり吉松ファンです。

も、も、もちろん藤岡さんも応援してます。

これからも頑張って下さい!



                    平成12年6月7日
                       我愚寝狸庵





お手紙ありがとうございます。
吉松さんのSy3本当にいろいろな方達
から「いい曲だねー」と言われて嬉し
い限りです。
次の新曲も楽しみにしてくださいね。
今日は渡邉先生のメモリアルコンサー
トを終えてきたところです。10日に
英国にもどります。
ところで、貴方のペンネーム、なんて
お読みしたらよいのでしょう?
今度教えてくださいネ。

PS   ワカッタ! 「ワグネリアン」と読むんですね。
藤岡幸夫



ご紹介メール 一覧リストへ戻る



[ HOME ] [ PROFILE ] [ CONCERT SCHEDULE ] [ DISCOGRAFHY ] [ LETTERS ] [ ABOUT THIS SITE ]
[ FROM MANCHESTER ]