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藤岡幸夫様
25日のサントリーホールでの演奏会、どうしても吉松さんの
作品を聴きたくて、行ってきました。2日間お疲れ様でした。
やっぱり、すごい!かっこいい!吉松さんサイコー!!・・・
というのが、素直な感想でしょうか。
すみません。これ以外に言葉で表現できません。
吉松さんの作品を初めて聴いたのはつい最近のことですが、
人生のどん底の時に「Cyber-bird」を聴いて、自分の弱っ
ていた命に新しい力を吹き込まれた衝撃を受けました。
大げさに聞こえるかも知れませんが、その時は意識がなく
なって倒れたりしていたので、きっと死にかけていたのだ
と思います。
音楽って不思議な力(多分、薬などには及ばないほどの)
があるのだと、その時思いました。
今はいつまで自分の命が続くか分りませんが、命が絶える
時は吉松さんの音楽に埋もれて死にたい・・・とまで思っ
ています。
吉松さんの作品を聴くたびに、今まで見たこともない世界
が広がっていて、そこがあまりにも美しい光景であったり、
壮大な風景であったりして、驚きの連続です。
これからも、もっともっと演奏され続けるべき作曲家だと
思います。
(4年ほど前にHr.の友人から吉松さんの作品を演奏してい
るからと頂いた鳥リズムとミミック・バード・コミックが
入ったCDもなぜか雨の日に聴きたくなって、何度も何度も
子供がお腹の中にいる頃聴いていました。本当はこれが初め
ての出会いですね。)
ちょっぴり吉松さんに熱くなってしまった、まきちゃんママ
でした!
平成12年5月27日
まきちゃんママ
お手紙ありがとうございます。
人の心を励ましたり、癒したりできる
音楽は本当に素晴らしいですよね。
吉松さんはそういう曲を書くことので
きる作曲家です。吉松さんという人は
自分に嘘や偽りのない人だからだと思
います。
そういう吉松さんと仕事ができて僕も
本当に幸せです。
またコンサートに是非いらしてくださ
いね。
藤岡幸夫
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