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藤岡さん、関西フィルハーモニー管弦楽団正指揮者ご就任
おめでとうございます。
昨年の関西フィル定期で、初めて藤岡さんのコンサートに
お邪魔させていただきました。チャイコフスキーの交響曲
第5番は、私の大好きな曲のひとつでもありましたので、
非常に楽しみにシンフォニーホールへ足を運んだのを憶え
ております。
コンサートは、時に指揮者だけがハイテンションになってい
たり、オーケストラが精細に欠けていたりすることもあるも
のですが、あの時の演奏は、指揮者、オーケストラ、そして
聴衆が一体感を持って音楽を作り上げていたと思います。
この日チャイコフスキーの感想を一言で言えば、
「俺の趣味にピッタリや!」
この演奏をきっかけに、これから大阪での藤岡さんのコンサ
ートに、できるだけ多く足を運びたいと思っています。近々
では関西フィル『みどりの日のコンサート』です。
私は、学生時代クラシックギターをやっていました。
アランフェス協奏曲も大変楽しみです。長年お世話になって
いたギターの先生に、このコンサートの事を話しましたら、
「ぜひ、息子を連れて行きたい。」とおっしゃっていまし
た。
私は、クラシック音楽に接してからそんなに日は長くありま
せんが、年に20回前後は行っています。大阪に住んでいま、
すが長野県松本市で行われるサイトウキネンフェスティバル
や、東京へ遠征することもしばしばあります。
しかしながら、地元のオーケストラを大切にすることも我々
聴衆の大切な役目だと思います。生の音色を聴く、気軽に接
することができるのは、地元のオーケストラの良さ、そして
責務ではないでしょうか。
大阪のクラシックファン人口は、東京に比べて少ないのは確
かです。(絶対数ではなくて、相対的にいっても)
この度、藤岡さんが関西フィルの正指揮者に就任されること
は、非常に意義の深いことです。これからの関西フィルがと
ても楽しみです。
ちょっと話が矛盾するかもしれませんが、個人的には、マー
ラーの2番「復活」、3番、5番、6番「悲劇的」やブルッ
クナーの5番、9番の大曲を藤岡/関フィルの演奏でぜひ聴い
てみたいと思います。
大阪のクラシックファンを、アッと驚かしていただきたいの
です。関西フィルは、非常にレベルの高い技術を持っている
と思います。
大阪の楽団は、上記のような曲を演奏してくれる機会が少な
いので、お客さんが地元のオーケストラより、外国からやっ
てくるオーケストラに取られてる気がしなくもないのですが
。。。
くだらないことを長々と申し訳ございません。
これからは、ファンの皆さんと共に応援していきます。
がんばってください。
2000年2月20日 塚田泰久
お手紙ありがとうございます。
「俺の趣味にピッタリや!」イイデスネー!!ガンバリます。
ところでアランフェスは僕が指揮したCDがCHANDOSから出
ていますヨ。ついでに、吉松さんのギター協奏曲のCDもいか
が?(BBCの幹部が20世紀の最高の作品と絶賛しています)
又、ご希望の曲も近い将来振りたいですネ。
僕が振る時だけでなく、関西フィルを応援して下さい!!。
藤岡幸夫
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