皆さんこんにちは。
音楽家にとって今まで知らなかった名曲との出会いは心躍る喜びだ。
若い時に比べてこの歳になれば知ってる曲が増えるので当然その喜びは減ってしまう。今、ラヴェルの「シェヘラザード」に出会って久しぶりにその喜びを感じてる。
今まで全く知らなかったけど、素晴らしい名曲だ。ソプラノ独唱とオーケストラで3曲構成の20分弱。とにかくオーケストレーションと和声の色彩感に息を呑む。ただかなりマニアックで地味。でも最高！ちなみにラヴェルは有名な曲も大好きだけど、僕のお気に入りは「高貴にして感傷的なワルツ」のオケ版だったけどそれにこの「シェヘラザード」が加わった。この曲は今月14日の岸和田のいずみの国音楽祭で指揮する。
そのほかは「ボレロ」、ドビュッシーの「海」、ファリャの」「スペインの庭の夜」とフランス・ラテン好きにはたまらないプログラム。どうぞお楽しみに！！

　　　　藤岡幸夫

PS１　計画してたナイターはこの岸和田のための勉強で行けなかった。残念。

PS2　この時期毎年恒例なのが和歌山。今はぐずぐずした天気が続いてるけど和歌山では夏を感じられますように！！

ﾊﾞｯｸﾅﾝﾊﾞ-