こんにちは。
昨日大阪の新ＮＨＫホールでチャイコフスキーの本番終わったところ。
崩壊しかかってたけど、気持ちのいい演奏会だった。
コンサート後、周りが珍しがるほど僕の機嫌が良かった。
関西フィル正指揮者に就任するのが決まって最初の演奏会が定期でこの曲だった。あれから3年、お互いにいい方向で変わってきたと思ってる。繊細さを要求されるところの音質も以前とは明らかちがう。こういう曲はリハーサル中に僕は本番のテンポをオケに見せない。（リハ中から本番のテンポでやってたら、本番でこの曲の持つスリル感が無くなるし、4楽章なんて恥ずかしくなっちゃう）。そして、そのことを関西フィルのメンバーはみんなよくわかってくれてる。お客さんにはどうだったかわからないけど、個人的にはすごく思い出に残る、関西フィルでなきゃできない演奏会だった。
前半の玉井さんもしっかり弾く一方、綺麗な音をだす人で、大曲だけど、振っててあんまり長さを感じなかった。
　というわけでいよいよ第九。第九の間に、今や関西フィルと関係の深い城陽でクリスマスコンサート（同じプログラムで岸和田の新しいホールでコンサートがあるけどこちらは完売！ありがとうございます）。このコンサートはリラックスできて楽しそうで妙に楽しみ。
それでは皆さんまたね。

02.12.03　　藤岡幸夫

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